ちょっと財布とリスクマネジメントの話でもしようと思います。
なんでこんな事をいきなり言い出すのかというと、財布を落としたからです。
はい、財布を落としたからです。
財布を落としたのに気づいたのは、今日の朝今日の朝大学に行くために財布を探していた時です。最初は親がどこかに勝手に置いたものだと思っていましたが、いくら探してもない。親に電話して「財布触った?」って聞いても触ってないという。よく考えたら昨日家に帰ってきてから自分の財布見た覚えない。
・・・あれ、これもしかして落としてきた?
ってな感じで気づきました。
昨日はポケットが浅くて、財布落としそうだな―。って思ってたんですよね。まさか本当に落とすとは思ってなかったけど。
財布の中身
- 現金(多分1,500円くらい)
- 磁気定期券(金額にすると残り4万円分くらい)
- 保険証
- 学生証 (再発行1,000円)
- 免許証 (再発行3,600円)
- アマチュア無線の免許証 (再発行2200円)
- 各種ポイントカード、クオカード、図書カード
- キャッシュカード*3, (内一枚デビットカード)
ざっとこんなもんでしょうか。
クレジットカードを持っていない事と、現金をたくさん持ち歩かない性格なのが唯一の救いですね。
僕は普段財布には多くて3000円くらいしか入っていなくて、こまめにセブンイレブンでお金を下ろす生活をしてます。このおかげで被害が最小限に抑えられそうですね!
財布を落としてやったこと
- 財布を最後に確認した所から家まで財布が落ちていないか確認
- 警察に電話
- 駅に電話
大きく分けてこの3つです。
遺失届
警察に電話すると、その辞典で財布が届けられてなくてもそのまま電話で遺失物届けを出すことができるって言われたのでそのまま遺失物届けを出しました。財布の色とか入っている物とか結構色々な事聞かれて、15分ちょっとかかりました。
遺失物届けで一番苦戦したのは、僕の名前を伝える所です
僕「さんずいにひかりです」
警察署の人「さんずいにふたりですね?」
僕「さんずいにひかりです」
警「さんずいにふたり、さんずいにふたり・・・。他の読み方ありませんか?」
僕「さんずいに光です、ライトです。」
警「あ、申し訳ございません。わかりました、さんずいにひだり・・・」
僕「(それレフトや・・・)ひかり!です、lightです!!」
警「ひだり、ひだり、・・・。別の読み方ありませんか?」
僕「(だからそれleftだって・・)『こう』で変換できます!ひかり!!ひかる!!、light!!、です!!」
警「あ、大変失礼いたしました! 洸ですね!・・・あ、ありました!」
みたいな事が。記憶で書いてるので要所要所違うかもしれないですけどノンフィクションです。警察署の電話って音質悪いのかな・・・。
定期券
今回一番高いものは定期券だから、定期券をなんとかしたいと思って駅に電話。
- 磁気定期券は再発行できない
- 定期券を新しく購入して、見つかり次第購入した定期券を払い戻す
- 払い戻しには身分証明証の提示が必要
要点はこんな感じです。
そして重要なのは赤で書いた最後の項目です。
財布には定期券も身分証明証も入っているので、もし悪意のある誰かに財布を拾われた時は定期券を払い戻しされてしまう可能性があるのです!!
いやー、これはマズイ。いや、皆優しいからそんな事しないで警察に届けてくれると信じてるけど。
色々困った。
財布を落としたから、お金がない。定期もない。大学に行けない。
家に現金とか全く置いていないので、完全に大学いけなくなりました。今までどれほどキャッシュカードに頼りきりの生活をしてたかを思い知らされました。カードがなければお金を下ろしに行くこともできなくてほんとうに大変。お金がないと何もできない資本主義社会は怖いです。
アマチュア無線の免許も一緒に落としたから、電波出せない。
明後日はアマチュア無線の大会。どうしよう。電波出せない。
定期券と身分証明証を一緒に保管してたせいで、財布が帰ってきても定期券を払い戻しされてしまっている可能性がある。困った。
そもそも財布戻ってくるのだろうか。
財布を落とした所感
- あんまり焦ってない自分が怖い。
- 正直どうせ戻ってくるでしょうって思ってます。
- ただ、お金が下ろせないのは本当に辛い。何もできない。大学に行けない。
- 一番悔しいのはもうすぐ500円分のポイントが貯まりそうだった文教堂のポイントカードかもしれない。
リスクマネジメント
あんまりリスクマネジメントの話してなかった。
まず財布が戻ってきたら、定期入れでも買って定期と身分証明証を別々に保管しようと思います。定期入れとか面倒じゃね?ってずっと思ってたけど、定期入れ使っている人はこういう事を見越してるのかな・・?
まぁ、いざって時のフォールトトレランス的な考えが大事なわけです。
後、持ってるカードとかを全部財布に詰め込むのもよくない。もっと分散させて可用性あげたほうがいいですね。
財布にレシート入れっぱで重くなってたせいでポケットから落ちた可能性もあるので、こまめな保守をしてあげることも大事ですね。
後自分の財布の中身を完全に把握してないのも良くない。もし財布が戻ってきてもその財布の中身が信頼できるかわからないわけです。いまどきの財布には完全性も求められるんです。
結局ACIDとかRASISとかフォールトトレラント、フェールセーフ、フェールソフトみたいな考えを財布にも適用するべきだったんですね。今回はそれらを適用しなかった僕が完全に悪いです。
ハニーポット
デビットカードの残金が3000円しか無かったため、あえて止めずにハニーポットとして利用しています。
引っかかってくれないかなぁ・・・。
※引っかかっても犯人を突き止める方法がない