Lento con forza

大学生気分のIT系エンジニアが色々書いてく何か。ブログ名決めました。

9leapにゲームを投稿していた時代の思い出

最近自分のポートフォリオサイトを作ってみたので、過去に作ったものを頑張って思い出したりしています。

kouki.hatenadiary.com

僕がプログラミングを始めたのは高校1年生くらいで、最初の頃はCLIで色々作っていました。その後、Win32を覚えて、UIを持つプログラムを作ったりもしていました。これが高校生くらいまで。

高校生活の終わりから大学生くらいになると、Webプログラミングという世界があることを覚えて、PythonやJavaScriptをやっていました。その頃にハマっていたものに、9leapというゲーム投稿サイトがあります。

9leapというのは、JavaScriptで作ったゲームを投稿できるサービスです。今はもうサービスが終了してアクセスできなくなってしまっています。UEIが運営していて、1年に1回くらい表彰があって、上位数作品に選ばれた人はMacBook Airがもらえるのですよね。僕が初めて手にしたMacは9leapにもらったもので、昔の日記を見てみたら、Macが届いた初日に嬉しくなってiOSアプリを作って遊んでいる様子が出てきました。9leapがなかったら今iOSエンジニアをやっていないかもしれませんね。

gamebiz.jp

9leapまでのプログラミングは自分で作って満足していたり、仲間内に配って見せあったりするくらいだったのですが、9leapでは自分が作ったものがいろんな人に使ってもらえて、それを評価してもらえるというかけがえのない経験をさせてもらいました。僕のプログラマーとしての原点がここにあるので、ポートフォリオには載せたいが、サービスは終了してしまっているので載せるものがなくて困っていました。

この頃はGitHubも知らずにコードを書いていたので、コードも残っていない。せめてテキストで思い出を書いて、ポートフォリオとして載せておこうと思ってこのブログを書いています。

幸いにも?Internet Archiveに残っていたので、ここから記憶を掘り起こしていきます。もしかしたらここで遊べないかな?と思ったけど、流石に遊べませんでした。

https://web.archive.org/web/20200125011726/http://9leap.net/user/dangiruba

pict!!

絵を描くモードと当てるモードの2つがあって、描くモードでは30秒でお題の絵を描き、当てるモードではできるだけ早く何を書いていたのかを当てるというよくあるお絵描き当てゲームです。ゲームは絵が重要だと思っていたけど、僕は絵を描くのが苦手だったので、じゃあみんなに書いて貰えばいいじゃん!ということに気づいてこういうルールになりました。

当てるモードの時は別の人が書いた通りの筆跡を再現して、分かったらタップして、テキストを入力する早押し的な感じで作っていた記憶があります。

初めて9leapに投稿したゲームで、これで優秀賞をもらってMacをもらいました。

開発中の動画がかろうじて残っていました。 https://video.fc2.com/embed/player/20110821SRuVEYpx/?tg=TVRJMU5UQTROVFk9

puzzle!!

ゲーム作りが楽しくて色々考えてはいたものの、相変わらず絵は描けない。でもなんかいい感じのグラフィックがあるといいな〜と思っていて、次に思いついたのがこのpuzzle!!です。これは、Twitterでフォローしているユーザーのアイコンが自動的に9分割されてパズルになるというもの。

ランダムで選ばれたフォローしている人の画像が9分割され、シャッフルされます。パズルのピースはドラッグ&ドロップで移動できて、正しい位置に近づけたらくっつきます。30秒以内に9個全部くっつけたらクリア。くっつけられなかったらゲームオーバーです。確かパズルに囚われた友人を助けよう!みたいなコンセプトで作っていたはず。

陣取りゲーム!

相変わらず絵が描けないので、絵を描かなくても済むゲームをひたすら考え続けています。陣取りゲームは、真っ白なキャンバスにタッチで色を塗れるので、より大きい面積を手に入れていた方が勝ちです。相手の色は自分の色で塗りつぶすことができます。つまり、現代でいうスプラトゥーンのハシリみたいなものということですね?

pict!! と同じような感じでゴーストバトルで遊ぶモードと、WebSocketのサーバーを通じてリアルタイムで対戦する2つのモードを作っていた記憶があります。ルール説明にこう書いてあるので、相手を塗り返した方が点数が高いらしい・・?全く覚えていませんし、ソースコードも行方不明なので真相は謎です。

まりも。

相変わらず絵が描けない僕でしたが、まりもだったら丸を書くだけでいいじゃんと気づきます。成長させるのもでかくするだけ。ずっと育成ゲームを作りたいと思っていて、やっと作れたゲームです。実は今も育成ゲームを作りたいと思い続けていて、サボテン育成ゲームを作りたいと10年以上言い続けています。誰か絵を描いてください。いや、今だったらAIに描いてもらったらいいのか・・・?

今はもう遊べないのですが、まりもを育てるゲームは他にもたくさんあるので、こういうアプリを使ってまりもを育てましょう!

まりも

まりも

  • Kosuke Ogawa
  • ゲーム
  • 無料
apps.apple.com

僕もこのアプリを使わせてもらって、新たにまりもを育て始めて3年が経過しました。

Calendar Wars.

カレンダーを移動して、カレンダーを赤く染めるゲームです。つまり、赤い日である祝日を増やしていくゲーム。これはめちゃくちゃ説明が難しいんですよね。

めちゃくちゃ説明が難しいので復活させておきました。ソースコードも残っていないので勘でルールを再現したけど、多分こんな感じだったはず。矢印キーで操作していると雰囲気がわかるはずです!

calendar-wars.koukilab.com

Flutterで作ったので、iOS版もAndroid版もあります!ぜひ、ネイティブアプリ版もお試しください!!

Calendar Wars

Calendar Wars

  • Kouki Saito
  • Games
  • Free
apps.apple.com

play.google.com

HIDE QUIZ

全く覚えていないんですが、これまでに作ったどれかのゲームで、なんちゃら賞をもらってUSB顕微鏡をもらったんですよね。せっかくなので、それを使ったゲームを作ろうということで作ったのがこのHIDE QUIZです。

どういうゲームかというと、USB顕微鏡で撮った写真を見せて、それが一体何なのかを当てるクイズ。

ソースコードも写真も何も残ってないので何も覚えていないのですが、ディスプレイをめちゃくちゃズームして、赤青緑のドットが見えている状態の写真を用意していたような記憶が微妙に残っています。どうにか復活させたい気持ちもあるのですが、何もデータが残っていないので復活不可能。残念です。

Tetorian

テトリス風アクションゲームです。写真を見ると、次に出てくるミノが、赤線の上にあるのがわかると思います。これは実際は高速で左右に動いていて、タップしたところで下に落ちてくる、というゲームになっています。タップだけで遊べるテトリス風ゲームです。

ルールはだいたいテトリスと同じです。置いたミノが赤線を超えたらゲームオーバー。一列揃うと消えます。パズルゲームなのに、目押し力が問われる新感覚(?)ゲームです。

こちらも、Calendar Warsに続き、実際に触ってもらった方がわかりやすいので、再実装しました!まずはWebでお試しください!

tetorian.koukilab.com

こちらもネイティブアプリ版があります!気に入っていただけたら、ネイティブアプリ版もお試しください!

Tetorian

Tetorian

  • Kouki Saito
  • Games
  • Free
apps.apple.com

play.google.com

まとめ

大学生の時はこんなゲームを作っていたんだなと懐かしくなりました。最近は全くゲームを作らなくなってしまいました。なぜかというと・・・なんでだろう。9leapのような、雑に作ったゲームを投稿するプラットフォームがないからなような気もしてきました。場があって、賞もあるとゲームを作る意欲が生まれて、とても良い環境でしたね。

自分が作ってきたものが消えてしまうのは悲しかったので、一旦覚えている限りで掘り起こしてみました。Calendar WarsとTetorianの再現で久々にゲームを作ったので、また何か思いついたら作ってみよう。

とりあえず今回作ったゲームはWebで気軽に遊べるので、遊んでみてください!気に入ったらアプリ版も試してみてください!

calendar-wars.koukilab.com

tetorian.koukilab.com