Lento con forza

大学生気分のIT系エンジニアが色々書いてく何か。ブログ名決めました。

コートとジャケット

なぜ書くことになったのか

なぜ書くことになったのでしょう。僕は苫小牧高専生ではありません。苫小牧に生まれ育ちましたが、苫小牧高専に知り合いが多かっただけのただの高校生で大学生でした。
その中でたまたま mktakuyaと知り合い、気づいたらこのアドベントカレンダーに誘われていて、気づいたら登録ボタンを押していました。
そんなこともあり、何を書こうか考えても全く思いつきませんでした。アドベントカレンダーの説明には

苫小牧高専の学生、教職員、OBOG、その他関係者のアドベントカレンダー。 テーマはなんでもOKです。技術ネタ、自分語り、ポエム、学校への意見などなど。

と書かれています。 1行目について、僕はその他関係者に当たりますね。 2行目のテーマについてはなんでもOKと書かれてるので、本当になんでもないことを書こうと思います。

コートとジャケット

世の中には不思議なことがいっぱいで、コートとジャケットの違いもその中の一つです。 僕はいま着ているコートがジャケットなのか、ジャケットがコートなのか、特にわからず、特に気にせず暖かければいいと思って着ています。特に分ける必要もないしね。どっちでも伝わるし、なんだったら「上着取って」でもいいし。

別の世界の人に取っては

別の世界の人、今回の例ではファッション業界の人に取ってはこの違いはとても大きな物である(のかもしれません。)僕はそういう業界の人じゃないのでわからないのですが、実はコートとジャケットを見分ける社内資格がikkaにはあるのかもしれないですし、この2つを間違ってお客さんに説明して売ってしまったがためにお客さんから苦情が来て、評判は下がり、お客さんが来なくなり、閑古鳥が鳴いているお店だってあるのかもしれません。

僕の世界で考える

僕はITと音楽の世界で生きてるので、僕の世界で少し考えてみます。
例えばこの2つ

たった一文字違うだけですが、意味する事は全く違います。
httpsにしといてね!とサーバーを用意する人に頼んだのに、いざリリースされ確認してみるとhttpであったらそれはとても大変な事です。 なんてったってCookieのSecure属性はonにしましたし、STSもmax-ageを12年後に設定してしまいましたからね。


  • 短三度
  • 長三度

こちらも1文字違いです。全ての短三度の音と長三度の音が入れ替わった世界を想像してみてください。なんかとても不安になりますね。「短調にしてみた」などのワードでニコニコ動画で検索してみてください


  • ホームページ
  • Webサイト

ホームページとWebサイトの厳密な定義なんてもはや消え去り、混同して使われている現状に憤りを覚えます。区別して欲しいのに区別してくれない。ものすごい溝を感じますね。(自分でも時々区別してないときはありますが)


USBは規格だ!!混同するんじゃねぇ!!!

違いは数あれど

違いは数あれど、その違いは知る人だけが知ってれば問題ないのかな―。って思います。
Webサービス運用者がhttpとhttpsを区別してなかったり、クラシックピアニストが短三度と長三度を区別してなかったりするのはとても問題のある事だと思いますが、そんなの他の人からみたら「なにが違うの。どっちでもいいじゃん。」で一蹴されてしまう事だと思います。
確かにその世界にいる僕は、自分の世界の事をもっとたくさんの人に知ってもらいたいし、言葉は定義をしっかりと理解して使って欲しいです。でも他の大多数の人に取っては興味が無いことだろうし、正直混同して使っても通じます。

いろんな世界の人が集まる

この世界は色々な世界の人が集まってできています。世界にも色々な意味がありますが、ここではその人の持つ個性や特徴で分けられた世界のことです。
そして、概して人は似た人同士で世界を構成し、一緒に暮らしていく傾向があります。

別の世界に目を向けて

物事を考える時、自分の目線だけでは物事のある1面しか見えません。3次元空間上に自分と対象という2つの物体があったとしても、互いに相手の裏側を見る方法は存在しません。
人は自分の世界のどこにでも歩きまわる事ができるでしょう。深い部分まで知ることができるのです。ただ、自分の世界の外にある他の世界は、ある側面しか見ることができないのです。これって勿体無いことだと思いませんか。僕だって他の世界に自分のコピーロボットを用意したい。頭をくっつけるだけで他の世界の事を知りたい。でも実際は僕の世界にパーマンはいなくて、コピーロボットもありません。

色々な事を知りたい

「色々な事を知りたいな―。」って、良く思います。「知らない」ということは「怖い」ことだといつも思います。体のどこかが悪いと思うと、自分に医学的知識がないから病院に行き、知識があると思われる人に丸投げです。よくわからないブラックボックスに入れたら出てきた薬を使って対処しています。

人が一人で学べる事には限界があるので、これは正しい最適化の方法ではあります。医学は専門性を高めていく事で飛躍的に短期間で発展を遂げたとある漫画で言われていました。

何ができるか

僕は本を、特に小説を読むのが好きです。小説を読むと、まるで他の人の人生を体験しているように感じます。本を読むという行為は他の人生を生きることができる素晴らしいものです。色々なことを知るために本を読むということは理にかなった選択肢です。
いろんな世界を知るためにもこれからも本を読んでいきたいなーと思ったので書きました。

本を読むことで、少なくとも登場人物や作者の考えていること、持っている知識を自分のものにすることができます。それは時間が経てば忘れてしまう事かもしれませんが、案外そうでもなく、近い物事に出会ったときにひっかかりを感じ、調べるきっかけになったりもします。いろいろな世界のコートとジャケットについて、少しでも知りたい方は本を読むのが良いでしょう。

コートとジャケット

「コートとジャケットって何が違うんだよ!!一緒じゃん!!」という憤りからここまで書き進めてきた記事ですが、そろそろ着地しようと思います。 コートとジャケットのような違いは至る所、いろんな世界に存在しています。その違いに出会ったときにどう行動するかが大事です。 否定する。わかったフリをする。理解しようと努力する。更に深く知っていく。なんでこんなこともわからないのかと落ち込む。普段から勉強し続けてこういうことが起こらないようにする。取りうる選択肢はたくさんあります。 何が最適か、それはその時々によって違いますが、人間にとって「知る」ということは「面白い」事であるため、否定はせずに、ぜひ別の世界に向き合って行けたらいいなぁと思います。

ちなみに僕はコートとジャケットの違いを未だにわかっていません。

まとめ

技術的な事を期待していた方はすみませんでした。
技術的なことは現在所属している会社のこっちのアドベントカレンダーの記事を同日に公開するので、こちらでお茶を濁してください。

あと今日誕生日なのでウィッシュリストもおいておきます。

http://amzn.asia/0FVmzzJ

明日はmillayがJavaについてどうやら何かを書いてくれるみたいですね。 僕はJavaが大好きな人なので期待しています。